返り刃について

研磨方法を説明するのに、「返り刃」の存在はとても重要です。
この研磨機での研磨は「返り刃」をだして「返り刃」をとることが一番のポイントになります。

返り刃
刃物に使われる材質は、「粘り」を必要とします。
したがって刃に向かって研磨していくと、金属は前へ前へと押し出されます。
(もちろん、削られる部分もあります。)

それが反対側に出てしまったのが「返り刃」です。
返り刃取り 例えば、表刃を研いで裏に返り刃がでると、今度は裏を研いでその返り刃を表に出します。
研磨の番手を上げてながらその作業を繰り返すうちに、返り刃は自然にとれていきます。
針金を逆方向に曲げていくうちに切っていく要領と同じです。

決して無理に取ってはいけません。その部分に穴ができてしまいます。
返り刃の大きさ 返り刃の大きさは様々です。
粗いペーパーで研磨すれば大きな返りがでるので分かりますが、ダイヤモンドペーストのバフを使った時等は、目に見えません。さわっても分からないでしょう。

そんな小さなものでも、返り刃がでていると切れ味が悪くなります。
それぐらいハサミの先端は繊細なのです。
分からない程の返りはセーム皮でふくだけで取れます。

研磨に入る前に、セーム皮でのお手入れの仕方も覚えておきましょう。
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